純銀製(925)1869年制作、お花と果物のバスケットに小鳥があしらわれた、とても美しい彫刻の特級レベルのカンシェイプティー&コーヒーセットをご紹介いたします。
アセイオフィス:ロンドン
制作年:1869年
制作者:Goldsmith's Alliance Ltd
Smily Family としてロンドンでは有名な家族経営工房のシルバースミス。1809年にWilliam SmilyがGoldsmith's Companyに丁稚奉公として働きに行ってから、代々家族で、90年の長きにわたって活躍していました。ヴィクトリア時代中頃から出てくる純銀製品も、シルバープレート製品も作る銀メーカーと違い、純銀製品のみを作る、本当の意味でのシルバースミスの一つです。
貴族やお金持ちがばかりが顧客だった純銀製品専門のシルバースミスは制作技術が非常に高いことが特徴です。このセットも厚手の重量感のしっかりある純銀を使い、とても丁寧に作られています。エングレービング彫刻も見事で、お花と果物のハンギングバスケットに小鳥が寄ってくる様子を描いたモチーフは美しく、とても珍しいものです。蓋の周りの流れるようなスクロール彫刻、ハンドルや、注ぎ口にも美しい、スクロールが彫刻され、ポットの下部にもダイヤの形のモチーフが彫刻されています。
コーヒーポットには中央の楕円とスクロールで囲われた、イニシャルを入れる部分がお花模様とともにガーランド装飾になっています。 いつまで見ても飽きない、素晴らしい彫刻のティー&コーヒーセットです。リスのモチーフはは当時の持ち主の貴族の紋章です。
シュガーポットとクリームジャグの金鍍金も綺麗に残っており、目立つキズなども無く、スリキズなどもほとんど見られない、エクセレントコンディションです。現在、ティーポットの蓋に少々ゆがみがあるのと、ポットの内側に汚れが見られますので、調整とクリーニングをしてからの発送となります。
こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。(全画面表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。)
こちらの商品は、イギリスからの追跡付き航空郵送料が無料です。
サイズ
ティーポット
幅:約28cm(注ぎ口の先からハンドルの一番広いところまで)
奥行:約11.5cm(最大値)
高さ:約13cm(摘みのトップまで)
重さ:約774g
容量:
コーヒーポット
幅:約23.5cm(注ぎ口の先からハンドルの一番広いところまで)
奥行:約9.9cm(最大値)
高さ:約22.3cm(摘みのトップまで)
重さ:約852g
シュガーポット
幅:約22cm(ハンドルの端から端まで)
奥行:約9.9cm(最大値)
高さ:約9cm(ハンドルの一番高いところまで)
重さ:約356g
クリームジャグ
幅:約 138cm(注ぎ口からハンドルの端まで)
奥行:約6.5cm(最大値)
高さ:約11cm(ハンドルの一番高いところまで)
重さ:約238g
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