店長日記

シルバープレート製 葡萄の縁飾り 手彫り 脚付き トレイ

2017年02月21日

アンティーク銀器の世界では持ち手のあるお盆を「トレイ」と呼びます。その一方、持ち手のないものは「サルヴァ」と呼んでいます。 ただ、サルヴァは一般の呼び名としてはあまり知られておらず、アンティークに詳しい人でないとサルヴァ、と言っても何のことかわからないようですね。



今日はとてもきれいな葡萄と葉の縁飾りがついたトレイをご紹介いたします。



こちらのトレイの盆面はエングレービングという、ニードルや彫刻刀を使った手彫り。



そして、縁飾りとハンドルには鋳型に流して作られた葡萄と葉模様のモチーフが溶接されています。





同じく葡萄の模様のついた透かし細工の脚もとっても素敵。



こちらのお品は1900年前後のアメリカで作られたものですが、当時の銀製品の主流はイギリスのものだったので、ほぼ、イギリスのヴィクトリア時代のデザインで作られています。

おそらく、イギリスから移民したシルバースミスによって作られたものかもしれませんね。


イギリスアンティークのトレイとしては小ぶりな方ですが、日本のご家庭では使いやすいサイズかと思います。ティーポット、カップ&ソーサー2客、小さめのミルク&シュガーが載ります。




詳しくはhttp://victoriantearoom.ocnk.net/product/1301

ビデオもあります。 https://youtu.be/KgRmtHf4Dxw


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