The Victorian Tea Room

シルバープレート製、ヴィクトリア時代後期のものと思われる、手作業による斜めのハーフフリューテッドの装飾、お花、スクロールの彫刻、薔薇の縁飾りが美しい、バチェラーサイズのティーケトルのご紹介です。


ティーケトルはこれで、お湯を沸かすものではなく、沸騰したお湯を入れ、オイルヒーターで温めておくものです。
昔はキッチンが地下にあり、階上の居間からは遠かったため、ティー用のお湯が冷めないように、沸かしたお湯をケトルにいれ、下からオイルのヒーターで温めておいたものです。中流階級以上のお家のもので、　もちろん、全部メイドがやってくれていたのですね。

こちらのお品はスタンダードサイズより、小さ目で、約１.2リットルのお湯が入るサイズです。約カップ５杯分ですね。

こちらのお品は、オイルと芯を入れるポットがついています。バーナー部分はねじでとめてある芯ホルダーを取るとオイルを入れられるようになっております。
オイルランプなどのオイルと芯を使っていただければ、今でもティーケトルとしてお使いいただけると思いますが、テストはしておりません。　

高さが出るため、オーナメントとしてテーブルディスプレイにお使いいただきますと、ティーテーブルがとても華やかになると思います。　


メーカーはBenetfink & Co. ヴィクトリア時代中後期に活躍したロンドンのシルバースミスで、美しいビスケットウォーマを作っていたことで有名です。
　

こちらのお品の彫刻は斜めの縦溝の部分も含めてチェイシングという、ノミとハンマーによる手作業の打ち出し彫刻で手作業で行われてインさう。、蓋部分は蓋部分はフラットチェイシングという、同じ打ち出し彫刻ながら、凹凸を出さない切り出し彫刻のような効果を狙った技法で彫刻されています。


状態は、オリジナルの状態で、プレートの剥がれ等見られますが、きれいに純銀のかけ直しを行ってから発送させていただきます。また、ハンドルも外れそうになっていますので、きちんと修理をいたします。発送まで、1週間から10日ほどお時間をいただきます。

オイルポットの下部に5mmほどの浅いへこみがございます。これはオイルポットの口が小さすぎるため、へこみを直すことが難しいところです。一番下の部分ですので、ご使用には目立つものではありません。


アフタヌーンティーのテーブルを華やかに演出してくれる、とても素敵なティーケトル。

あまり大きすぎず、全体の高さも３2cm程度と、かわいらしく、日本のご家庭のテーブルにぴったりのサイズです。容量は1リットル程度です。

この機会にぜひ、あなたのコレクションに加えてください。

ちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。（全画面表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。）

サイズ

幅　　　約23ｃｍ（注ぎ口から反対側のケトルの1一番広いところまで）
奥行　　約15cm

高さ　　約3２ｃｍ（全体的の高さ。取っ手の先まで）

ケトルの高さ　約22ｃｍ（取っ手の先まで）

ケトルの容量　約1リットル

重さ：約1373ｇ


こちらのお品はイギリスからの追跡記録付き航空郵送料が無料です。

火を使ったテストはしておりませんので、オイルポットに火をつけてお使いになる場合は、ご使用になる方ご自身の責任にてお使いください。