The Victorian Tea Room

ヴィクトリア時代後期のものと思われれる、盆面のお花とスクロール手彫り彫刻がエレガントなサルヴァをご紹介いたします。

メーカーの刻印は二つが重なってしまい判読できませんでした。マッピン＆ウェッブのようにも見えるのですが…。

盆面の彫刻は、エングレーブメントという、切り出し彫刻の技法で作られており、手で彫刻しています。非常に技術の高い、見事な彫刻です。

サルヴァは取っ手のないお盆のことです。　小さなものは直径１５cmくらいのものからあり、大きいものは直径４５cm位のものまであります。

小さなものは執事などが訪問者からネームカードを受け取ったり、ご主人様に手紙を持っていくときに乗せたりに使ったりもしますし、大きなものはトレイと同じくグラスやお皿、カップなどを運んだり、食べ物を運んだりいたしました。

こちらのサルヴァの直径は１３インチ、約31cmで、内径の一番大きなところが27cm程度ですので、普通サイズのティーセットをのせて飾ったり、バチェラーサイズのティーセットでのティータイム、コーヒータイムにお使いになるのにぴったりのサイズです。（写真はバチェラーサイズティーセットを使っています）

または、パーティーなどでお皿の代わりにドイリーを敷いてケーキやカナッペなどを乗せるとテーブルがとても華やぎます。もちろん、ワイングラスやワインを乗せても。

サルヴァはこのお品のように脚付きのものが多く、脚のデザインも凝ったものが多いです。
こちらの脚は馬の足をかたどったもので、このような動物の脚は、当時とても人気がありました。

このお品はおそらくオリジナルの状態と思われます。目立つシルバープレートの剥がれはございませんが、鏡面部分にスレが出ておりますので、純銀のかけ直しをしてからお送りしたいと思います。もし、かけ直しが必要ない場合はその分の割引をいたしますので、おっしゃってください。


こちらの商品はイギリスからの追跡保険付き国際郵送料が無料です。

サイズ

直径　　　　約31cm（最大値）
内径　　　　約27cm（最大値）
高さ　　　　約3cm

重さ：　　約688ｇ

商品はサルヴァのみです。　写真に写っているほかのものは大きさの目安のためで、商品には含まれません。