アンティークシルバー、純銀製(925)1876年制作、細かな葉模様にリボンをあしらったリースに縁や、蓋、スパウト、ハンドルにも小花の入った葉模様のエングレービング(ニードルや彫刻刀での手彫り彫刻)が施された、とてもエレガントなカンシェイプティー&コーヒーセットをご紹介いたします。
アセイオフィス:ロンドン
制作年:1876年
制作者:Stephen Smith
ヴィクトリア時代中期に活躍したロンドンの家族経営工房のシルバースミス。
ロンドンのコベントガーデンにあったといわれるこの工房はシェフィールドやバーミンガムにあったような大きな工場スタイルのシルバーメーカーと違い、ずっと、ロンドンのお金持ちや貴族向けに大量生産ではない、上質のシルバー製品を提供していました。
バチェラーサイズとまではいきませんが、小さ目のティー&コーヒーセットで、日本人のご家庭でも使いやすいサイズかと思います。
このセットもしっかりした純銀を使い、とても丁寧に作られています。葉模様のエングレービング彫刻はところどころに小花模様が入り、非常に細かく丁寧に彫刻されています。
蓋は蝶番が出っ張らないように隠し蝶番になっており、隠し蝶番は作るのにかなり技術が必要なようで当時の高級なカンシェイプのティーポットやコーヒーポットはこのような作りになっています。
近年になってプロの磨き出しを受けたと思われる、鏡面が美しい、エクセレントコンディション。シュガーポットとクリームジャグの金鍍金も綺麗に残っています。
コーヒーポットやシュガーポット、ミルクジャグの裏に表面を削ったような跡がありますが、これは昔にシルバースミスが修理したものへつけるしるしのようなもので、数多くの銀器のこの跡があります。
こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。(全画面表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。)
こちらの商品は、イギリスからの追跡付き航空郵送料が無料です。
サイズ
ティーポット
幅:約26cm(注ぎ口の先からハンドルの一番広いところまで)
奥行:約9.7cm(最大値)
高さ:約13cm(摘みのトップまで)
重さ:約528g
容量:500ml
コーヒーポット
幅:約20cm(注ぎ口の先からハンドルの一番広いところまで)
奥行:約8.7cm(最大値)
高さ:約19.5cm(摘みのトップまで)
重さ:約530g
容量:600ml
シュガーポット
幅:約18cm(ハンドルの端から端まで)
奥行:約8.8cm(最大値)
高さ:約8.5cm(ハンドルの一番高いところまで)
重さ:約256g
クリームジャグ
幅:約 12.5cm(注ぎ口からハンドルの端まで)
奥行:約6.2cm(最大値)
高さ:約10cm(ハンドルの一番高いところまで)
重さ:約174g



















