2014年11月30日
本日は4点ご紹介させていただきます。
1点目はこれからの季節に活躍してくれそうな、クラレットジャグ。
銀器部分は純銀、グラスはすべてハンドカットのクリスタルグラスです。このお品は1908年のものですが、この時代の、上質のハンドカットクリスタルグラスはカットがとてもシャープで非常に美しいものです。
純銀の打ち出し彫刻も花びらや、スクロールのエンドの膨らませ方、へこませ方が絶妙で、非常に切れのある彫刻となっています。また、サイド部分のバックグラウンドはマッティングという技法を使い、細かなノミとハンマーで、表面をつつき、マットなテクスチャーに仕上げています。
芸術品と呼べる、素晴らしいお品です。
2点目はこれも、花や葉をモチーフとした打ち出し彫刻が見事なティーキャディー。このお品は大きめで、ぴったりと密封できるので、御茶筒感覚でティーの保存用に使っていただけます。またはビスケットボックスとしてもぴったりです。
3点目はこれも彫刻が美しい、白蝶貝ハンドルのデザートカトラリーセット。彫刻装飾が非常に丁寧で、美しいと定評のある、Martin, Hall & Co.の作品です。
4点目は純銀のシュガーシフタースプーン。アメリカからのものです。やはり、デザインが、ちょっとイギリスのものと違いますが、こちらのお品も貝をモチーフとした、とてもエレガントなデザインのものです。
ぜひ、ご覧になってくださいね。