2017年08月28日
ハンドカットによる透かし細工のハンドルがエレガントなスタンド付きのティーストレイナーです。




スタンドは1943年制作、ティーストレイナーは1944年制作です。メーカーも同じ、ティーストレイナーはぴったりスタンドにはまりますので、合わせのものではありません。
制作に年がまたいでしまうと登録年も変わってしまうことはよくあるので、不思議なことではないのですが、両方とも第2次世界大戦の真っただ中ですよね。そんな時でもこんな優雅なティーストレイナーでお茶を召し上がる人がいた、ということなんでしょうね。
イギリスの銀製品は制作年が新しくなればなるほど造りが雑になってくるものもありますが、こちらのお品は透かし細工も丁寧に手でカットされており、スタンドも受け皿の裏の足はネジになっており、ちゃんと取り外しができる造りになっています。
詳しくは、
http://victoriantearoom.ocnk.net/product/1419 から。