The Victorian Tea Room

ヴィクトリア時代中期、1860年代ごろのすべて手作業によるハンドチェイシング（ノミとハンマーによる、打ち出し彫刻）が、見事な、ヴィクトリアンロココスタイルのウォータージャグをご紹介いたします。
象牙の断熱材が入っていますので、ホットウォータージャグとしても最適です。

メーカーはMartin, Hall & Co.　手彫り、特にハンドチェイシングの技術が高いことで当店でも何回かご紹介させていただいておりますが、このお品は特に、Martin, Hall の本領を発揮した、芸術作品のようなため息の出るようなハンドチェイシングです。ふたの部分や脚部まで、手を抜くことなく、びっしりと彫刻が入っています。

おそらく、ヴィクトリア時代中頃、という、時期も関係しているのでしょう。まだまだ電気メッキ製法の大量生産品が出回ってきていないころで、純銀器を手掛けるのとまるっきり同じ工程で仕事をしているのがわかります。

状態：近年になって純銀のかけなおしをした、エクセレントコンディション。微細なスレ以外にはへこみキズなどもないエクセレントコンディション。
内側は、通常のかけなおしでは、ホワイトアウトという、磨きだしをしない方法が一般的ですが、こちらのお品は外側と同じように磨きだしをした、高級仕上げとなっています。


こちらの商品はイギリスからの保険追跡付き航空郵送料が無料です。


サイズ


幅：約　23.5cm（注ぎ口の先からハンドルの一番広いところまで）
奥行：約　14cm（最大値）
高さ：約　22.5cm（ふたのトップまで）
重さ：約　991g
容量：約1.5ℓ