The Victorian Tea Room

Elkington　の芸術的ともいえる、とても繊細なワイヤーワーク、透かし細工のシュガーバスケットです。

アセイオフィス：バーミンガム
制作年：1852年
製作者：Elkington & Co.

エルキントンは、イギリスでもっとも重要なシルバースミスのひとつで、1838年に電気めっき製法を発見し、1840年にはすでに製品化した電気めっき製法の生みの親です。

しかし、もともとは純銀を扱うシルバースミスだったため、純銀製品にも数々の素晴らしいものがあります。

こちらのお品はこの時代に良く作っていた、ワイヤーワークのバスケットです。今まで、二度ほど、同じ作り方のシルバープレートでできたワイヤーワークのバスケットをご紹介したことがありますが両方とも同じ年代の制作のものでした。


ロープ状に造ったワイヤーを丁寧にたわめながらそれをベースにはめ込み、隣のワイヤーと溶接していく。ハンドルは縁取りのあるハンドルをさらにねじっていくことで銀面と縁取りが光を屈折させて面白い輝きを見せます。

ガラスはオーパリングラスと呼ばれる、光を当てると乳白色がかった優しい色になるブルーグラスで、この銀器のために作られた、当時のオリジナルグラスです。

ワイヤーワークのバスケットはワイヤーの溶接部分が一か所外れているところがありますが、きちんと溶接修理してからの発送となります。発送まで2週間くらいお時間を下さい。
グラスは割れ、カケ、ひびのないエクセレントコンディション。　もちろん、制作時当時のバブルや、ムラなどはあります。


こちらの商品はイギリスからの保険追跡付き航空郵送料が無料です。


サイズ


バスケット
直径：約11.5cm
高さ：約10.5cm
高さ：約18ｃｍ（取っ手を一番上にした時のトップまで）

ベースの直径：約7cm

重さ：約149g

オーパリングラス

直径：約11cm
高さ：約8.5cm
重さ：約271g