The Victorian Tea Room

シルバープレート製、エルキントン作とても小さく、かわいらしい、バッチェラーサイズ（おひとり様用サイズ）のコーヒーポットをご紹介いたします。

エルキントンはイギリスでもっとも重要なシルバースミスのひとつで、1838年に電気めっき製法を発見し、1840年にはすでに製品化した電気めっき製法の生みの親です。

電気めっき製法で特許をとったため、資本家から多大なバックアップを受け、Elkington & Coのシルバープレート製品は今までのシェフィールドプレートと違い、耐久性に優れ、細かいところまで、きれいにシルバープレートされるため、あっという間にシルバープレートの市場を独占しました。

Elkingtonの芸術的なシルバープレートの質の高さ、デザインの素晴らしさから各国の万博などで、最高賞を受賞し、ヴィクトリア女王を初めほとんど全ての王族から御用達を受けています。

1868年にはヴィクトリア女王は王室にある全ての銀器のコピーをシルバープレートで
Elkingtonに作らせています。

Elkingtonのお品には独自のデートマークにより製作年がわかるようになっており、こちらのお品は１８６５年年製作のお品です。

丁寧にエングレービング（ニードルや彫刻刀を使った手彫り技法）されたお花や、葉模様の端正さ、美しくカールアップした、白鳥の羽を模した、ハンドル、美しいエンボシング（表と裏から打ち出した手彫り彫刻）装飾で彩られたスパウト、小さいポット用に特別に作られたつぼみと葉のつまみなど、いたるところまで神経が行き届いています。

バッチェラーサイズですので、小さく、コーヒー、または紅茶カップ２，３杯用です。


状態：おそらくオリジナルの状態かと思います。せっかくのエルキントンのシルバープレートですのでそのままにしておきたい気持ちもありますが、ご使用には純銀のかけなおしをしたほうがいいかと思います。　こちらの料金には純銀のかけなおし費用が含まれています。

もし、かけなおしが必要ない、と思われる場合はお知らせください。かけなおし料金、４５００円を引かせていただきます。




サイズ

幅：約17.5cm（ポットの注ぎ口からハンドルの一番広いところまで）
奥行：約12.5m（最大値）
口径：約5.1cm
高さ：約16cm

重さ：約442ｇ

容量：約0.5リットル

こちらの商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が無料です。