The Victorian Tea Room

シルバープレート製、1858年製作　Elkington　の芸術的ともいえる、とても繊細なワイヤーワーク、どんぐりの実と葉の鋳金細工、が素敵なシュガーバスケットです。

エルキントンは、イギリスでもっとも重要なシルバースミスのひとつで、1838年に電気めっき製法を発見し、1840年にはすでに製品化した電気めっき製法の生みの親です。

しかし、もともとは純銀を扱うシルバースミスだったため、純銀製品にも数々の素晴らしいものがあり、電気メッキで特許を取った後も数多くの高級純銀製品も制作していました。


こちらのお品はこの時代に良く作っていた、ワイヤーワークのバスケットです。やはりエルキントンは電気メッキ製法の生みの親であるためにシルバープレート製品に非常に誇りを持っていたと思われます。当時のヴィクトリア女王から王室にあるすべての純銀製品のコピーをシルバープレートで作るよう依頼があったこともあり、全く同じ技術、製法で同じものを純銀製品とシルバープレート製品と両方で制作していたものが数多くあります。


こちらのワイヤーワークのシュガーバスケットも同じような年代に、純銀製品で全く同じ造りのものがあります。今まで、二度ほど、同じ作り方のシルバープレートでできたワイヤーワークのバスケットをご紹介したことがありますが両方とも同じ年代の制作のものでした。
鋳金細工のアプライはありませんが、同じ造りのワイヤーワークの純銀シュガーバスケットを現在当店で扱っております。　http://victoriantearoom.ocnk.net/product/1075


ロープ状に造ったワイヤーを丁寧にたわめながらそれをベースにはめ込み、隣のワイヤーと溶接していく。ハンドルは縁取りのあるハンドルをさらにねじっていくことで銀面と縁取りが光を屈折させて面白い輝きを見せます。
さらに鋳金細工で丁寧に作ったどんぐりと葉のモチーフをワイヤーに溶接しています。

ガラスはこのバスケットのために手作りで近年になって作られたもの。
グラスは割れ、カケ、ひびのないエクセレントコンディション。ワイヤーワークのバスケットもシルバープレートのロスや目立つキズなどない、エクセレントコンディションです。　

こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。（全画面表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。）


こちらの商品はイギリスからの保険追跡付き航空郵送料が無料です。



サイズ


バスケット
直径：約11.8cm
高さ：約10cm
高さ：約17.8ｃｍ（取っ手を一番上にした時のトップまで）

ベースの直径：約7cm

重さ：約200g

ブルーグラス

直径：約11cm
高さ：約8cm
重さ：約198g