The Victorian Tea Room

1912年制作、ケルティックデザインの透かしボーダーが美しいミニサルヴァをご紹介いたします。

アセイオフィス：ロンドン
制作年：1912年
メーカー：Goldsmiths & Silversmiths

メーカーのGoldsmiths & Silversmithsはロンドンのリージェントストリート（ロンドンきっての高級商店街）に店を持つ、高級貴金属、宝石商で、自社製品も製造しており、その商品のクオリティーが高さは有名で、ヴィクトリア時代後期のロンドンのトップ貴金属、宝石商の一つでした。1950年代に有名な高級貴金属宝石商、Garrard　と合併しています。

ケルティックデザインとは、英国ハイランド（スコットランド）、アイルランドから生まれた、魂は不滅と考えられた輪廻転生の意識を持つ、始まりも終わりもない循環する模様が特徴です。
種類は、ケルト十字、三角形のトリケトラ、四角形のスクエア・ノット、太陽を象徴したスパイラルなどがあり、このお品にはサーキュラー・ノットと呼ばれるデザインが使われています。

このデザインは組紐のような模様に始めと終わりが無い円形をしている事から、時間を超越した永遠の中で流転する万物のサイクルを現していると言われ、結婚相手や婚約者に捧げるジュエリーデザインとしても有名です。

ミニサルヴァは、ポットスタンドとして、またはプレートとして、お菓子や、オードブルを盛ったりするのに使えますね。　ティー関連の小物を乗せるのも素敵です。

表面に少々のキズ跡は残っていますが、プロのシルバースミスによって磨き出しをかけることにより、鏡面を取り戻したエクセレントコンディションです。

このお品は貴族のお家から出たもので、真ん中に貴族の家紋がある事からその事がわかります。

こちらの商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が含まれています。

こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。（全画面表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。）

サイズ
直径：約18.4cm（うち、ものを乗せられる部分12cm）
高さ：約1.5cm
重さ：約255ｇ