The Victorian Tea Room

貝の形がかわいらしい、ヴィクトリア時代のティーキャディースプーンをご紹介します。

こちらのお品のメーカーは、Deykin & Sons バーミンガムのシルバースミスで、18世紀から続くギルド（金鍍金）のボタンメーカーだったそうですが、電気めっきが開発されたころから、銀職人に転向した変り種です。年代により、名前をいろいろ変えてますが、この名前で活躍していた時代は、1854年から1895年だったという記録が残っていますので、その時代のものでしょう。1890年ごろのものではないかと思われます。

貝の形のスプーンはバランスが難しいのか、あまり、かわいくないものもありますが、こちらは、貝のシェイプにスクロールがあしらわれ、とてもエレガントです。
また、ティーキャディースプーンは、純銀のものが多く、純銀のものは古いものに熱狂的なコレクターがいるため、大きさの割りに、かなり値が張ります。そして、なぜかシルバープレートのティーキャディースプーンはすごく少ないです。

こんなかわいらしい、シルバープレートのティーキャディースプーンはなかなか見かけないので、見つけたときはとてもうれしかったです。


120年以上を経ているお品ですが、近年に銀のかけ直しをおこなっており、コンディションはエクセレントです。

ティーをすくうのは普通のティースプーンでもかまわないようなものですが、、専用のキャディーや、キャディースプーンがあるとティータイムが、いっそう楽しくなりますね。

ぜひ、あなたのコレクションに加えてください。


サイズ

長さ　　約10.7ｃｍ

重さ　　約18ｇ


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