The Victorian Tea Room

エドウォーディアン（1901年から1910年）から20年代ごろのものと思われる、小ぶりで、かわいらしい、ティーセットをご紹介いたします。

とても堅牢な合金（ニッケルシルバー）で作られており、上質のものだということがわかります。両面に施された手彫り彫刻もとってもエレガントです。ポットのトップに施された摘みは当時の流行だった、メロンの形の摘みで、イギリスではとてもエキゾチックだったのでしょうか。

メーカー名の記載はございませんが、蝶番などのつくりもよく、ハンドルに設けられた空気穴は、昔の象牙や紫檀などで作られた断熱のリングのかわりのもので、銀の熱の伝導力を弱めるためのもので、エドウォーディアンのころにWalker & Hall がこの製法で特許をとっていますので、大体の製作年がわかると思います。

ティーポットは、たいてい、ティーカップ分、5，6杯入るものが多いですが、これはその約半分、3杯分くらいの紅茶が淹れられる、ティーセットです。

クリーマーやシュガーポットも小さく、たぶん、お一人様用に作られたものだと思います。

しかし、キッチンがすぐそばにある現代では、二人か、三人のお客様までなら十分におもてなしできる大きさだと思います。


こちらのお品は、近年に内側まで、純銀をかけなおしてあり、すぐにご使用できるエクセレントコンディションとなっております。注ぎ口もお湯の切れがとてもいいです。
ポットのふたが2ｍｍ程度浮きますが、ポットを傾けすぎないようにすればもれることはありません。90度くらい傾けたいときはふたを押さえながら注いでください。


サイズ

ティーポット

幅　　　　　　約　24.5ｃｍ（注ぎ口からとっての一番広いところまで）
高さ　　　　　約　16.5ｃｍ（ふたの一番上まで）
容量　　　　 約　550ｍｌ
重さ　　　　　約 768g


クリーマー

幅　　　　　　約　11ｃｍ（注ぎ口からとっての一番広いところまで）
高さ　　　　　約　11ｃｍ（一番高いところ）
重さ　　　　　約　211ｇ


シュガーポット

幅　　　　　　約　16.5ｃｍ
高さ　　　　　約、11.4ｃｍ
重さ　　　　　約　358ｇ



こちらのセットは送料が無料です。