The Victorian Tea Room

シルバープレート製1893年制作　手彫り彫刻の大変美しいデザートカトラリー４組セットをご紹介いたします。

このお品は4組セットが2セットございます。

メーカーは、Harrison Brothers & Howson 1800年から1978年まで、200年近くの歴史を持つ、非常に古い老舗シルバーメーカーです。

ブレードと白蝶貝ハンドルをつなぐバンド、フェルールは純銀製で、制作年を表すホールマークがあります。

アセイオフィス：シェフィールド
制作年：1893年
制作者：Harrison Brohters & Howson

ハンドエングレービング（ニードルや彫刻刀による手彫り彫刻）によって施された繊細なお花と葉模様が素敵なお品です。

このお品は、クロースドプレートという、鍍金製法で作られています。電気メッキ製法が出来る前に発明され、1900年あたりまで制作された製法です。
あまり使用されていなかったと見えて、シルバープレートのロスの無い、少々のスリキズ程度のとてもきれいな状態ですが、現在の電気メッキ製法では純銀のかけ直しが出来ません。

このことを踏まえまして、お値段に反映させていただいております。

白蝶貝のハンドルにはつやがあり、輝きも美しく、とても良い状態だと思います。良質の大ぶりのものを使用しています。白蝶貝の自然のへこみのあるものがございます。

デザートカトラリーですので、小さめですが、日本人の手になじみやすいサイズかと思います。しっかりとしたつくりですので、デザートだけでなく、普通のお食事にも使えるかと思います。（刃付けがされておりませんので、硬いものは切れません）

どちらのセットも状態はほぼ同じです。セットの選択は当店にお任せください。


サイズ

ナイフ

長さ:　約20.2cm
重さ:　約58ｇ　（1本の重さ）

フォーク

長さ:　約17.4cm
重さ:　約44g　（1本の重さ）