The Victorian Tea Room

シルバープレート製、1900年前後のものと思われる、デザートサービングスプーン2本、シュガーシフタースプーン、グレープシザース　の4点セットをご紹介いたします。

サービングスプーンは、フルーツサラダや、クリーム状のデザートを取り分けるためのもの。シュガーシフタースプーンは、ヴィクトリア時代、棒状に固められた砂糖を砕いて乳鉢で擂ったものをさらに漉してデザートや果物にかけるためのもの。
グレープシザースは、葡萄の房を切り分けるためのものです。
どれも当時のデザートをサービングするのには欠かせないものでした。

金鍍金されたスプーンのボウルには手彫りのエングレービング（ニードルなどを使った彫刻技法）で蝶やお花のモチーフが美しく描かれ、ハンドルにもお花と葉模様の手彫り彫刻が入っています。グレープシザースは美しいピアスワークと手彫り彫刻で飾られており、ボウル部分の金鍍金とピアスワークが美しいシガーシフタースプーンのハンドルにもお花と葉模様の手彫り彫刻が入り、シルバープレート製品と言っても、非常に手間暇かけて制作されたものだということがわかります。

目立つキズや、金鍍金、シルバープレートの剥がれなどなく、写真撮影時は少々の黒ずみがございましたが、その後の洗浄できれいになっております。エクセレントコンディション。

メーカーは、Goodfellow & Sons　1848年創業のロンドンのシルバースミスです。

この商品には、オリジナルと思われる共箱が付いています。内側のシルク張り、ベルベット張りの状態も良く、外側の革張りは多少のキズなどございますが、とても良い状態です。

こちらの商品はイギリスからの追跡付き航空郵送料が無料です。

こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。（全画面表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。）


サイズ

スプーン
約22cm
80g


シフタースプーン
約15.5cm
34g

グレープシザー
約17.3cm
86g