The Victorian Tea Room

純銀製（９２５）アンティークシルバー、1789年　ジョージ三世時代、アダムスタイルと呼ばれる、ネオクラシカルデザインのティーポットをご紹介いたします。

アセイオフィス：ロンドン
制作年：1789年
制作者：1789Charles Hougham

ブライトカット彫刻が素敵な、アダムスタイルと呼ばれるネオクラシカルデザイン。 4つの花びらのお花のようなモチーフはブライトカットという技法で、この時代に女性シルバースミスである、ヘスターベイトマンによってはじめられた彫刻法です。真ん中を深く切り込み、アングルをつけて彫ったもので、電灯の無い当時、ろうそくや、オイルランプなどの光を受けてキラキラ光るようになっています。真ん中のクレストを囲む部分にもこのブライトカット技法が使われています。　

この彫刻はエングレービングという、ニードルや彫刻刀による彫刻で、銀器の裏側に跡が付きません。

蝶番も隠し蝶番の技法を使っており、とても丁寧に作られています。

ロココのようにあまり華美になりすぎず、しかもフォーマルなこのようなスタイルは当時の王侯貴族に人気がありました。


こちらのお品は、近年になってプロのシルバースミスの研磨を受けたと思われる、エクセレントコンディション。打ち出し彫刻と違い、浅いエングレービングを傷つけないように手作業の研磨と思われますので、少々のキズ跡、スレ跡は残っていますが彫刻の無い部分は鏡面です。


内側もとても綺麗です。

こちらの商品はイギリスからの保険追跡付き航空郵送料が無料です。

商品は　ティーポットのみです。その他写真に写っているものは大きさの目安のためで、商品には含まれません。

サイズ


ティーポット
幅：約　28.5cm（注ぎ口の先からハンドルの一番広いところまで）
奥行：約　9cm（最大値）
高さ：約　15.5cm（摘みのトップまで）
重さ：約　436g
容量：約 800ml


スタンド

幅：約　17.5cm（最大値）
奥行：約　12cm（最大値）
高さ：約　2cm
重さ：約　142g