The Victorian Tea Room

シルバープレート製、エドウォーディアン期のものと思われる、ロンドンの高級デパートリバティー制作、お花とスクロールの手彫り打ち出し彫刻、ハーフフリューテッドのデザインが素敵なティー3点セットのご紹介です。

メーカーの刻印は Liberty & Co. 今現在でも有名な高級百貨店です。リバティーはかなりたくさんの銀器を残しており、有名なシルバースミスがリバティーのために制作していた可能性もあります。

このお品は、デイヴィッドキャメロン(以前のイギリスの総理大臣と同じ名前ですね）さんという方へ、彼の雇い主と同僚からの結婚記念のお品だったようで、その刻印が裏側にあります。1909年の刻印がありますので、このお品の制作もそのころのものでしょう。


今現在はオリジナルの状態で、ティーポットの内側に紅茶の茶渋もついておりますが、全体的にクリーニングを施してから、純銀のかけ直しをいたします。

純銀のかけ直しを施すことによってシュガーポット、クリームジャグの内側の金メッキは無くなります。商品代金には、クリーニングと純銀のかけ直し料金、金鍍金のかけ直し代金が含まれていますが、金鍍金をしないことも可能です。その場合は、代金がその分安くなりますので、ご相談ください。

裏側にある刻印、イニシャルは純銀かけ直しの際に消すことも可能です。

商品の発送まで、10日間程度、お時間をいただきます。（シルバースミスの忙しさによって、それ以上かかる場合もございます。）

ハンドルの象牙の断熱材部分にほんの少々のゆるみがあります。
象牙の断熱材は、リング状に見えますが、実はその下にくさび上に象牙がつながっており、銀器のハンドルと楔形象牙をピンで留めてつないでいます。ゆるみは、ピンで象牙にあけた穴が経年のため少々隙間ができたために起こるものです。当店の経験では、この程度のゆるみではまだまだ長いこと、問題なく使っていけるものと認識しております。


こちらの商品は、イギリスからの追跡付き航空郵送料が無料です。

こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。（全画面表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。）

ティーポット
幅： 約　29cm（注ぎ口の先からハンドルの一番広いところまで）
奥行：約　13.2cm（最大値）
高さ：約　20cm（摘みのトップまで）
重さ：約　716g
容量：約1.2ℓ

シュガーポット
長さ：約19cm（ハンドルの端から端まで）
奥行き：約　10.6cm
高さ：約　7.2cm(縁まで）
高さ：約9cm(ハンドルの一番上まで）
重さ：約　280g
2
クリームジャグ
幅　：約　15.5cm（注ぎ口からハンドルの端まで）
奥行き：約　 7.2cm
高さ：約　7.8cm(ハンドルの一番上まで）
重さ：約　158g

この商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が無料となります。