The Victorian Tea Room

アンティークシルバー、アンティーク銀器、純銀製（925）1906年制作のスクロールとロカイユ、お花のの装飾が美しいカードケースをご紹介させていただきます。

アセイオフィス：バーミンガム
制作年1906年
製作者：Samuel M. Levi

イギリスのカード文化は19世紀の初めに始まったといわれています。

電話がなかったこの時代には、
ちょっとした用事で話したいときも家まで訪ねなければいけません。

突然訪ねるので、相手が在宅していないこともしばしば。
その時に自分の名刺を執事などに預けて、
自分が訪ねに来たことを相手に知らせたのでした。　

貴族には、午後にご機嫌伺いに知り合いの家を訪ねる習慣もあり、
そういう訪問は約束なしで訪ねるものだったので、相手が在宅でなければ、
ホールにある小さなサルヴァ（ハンドルのないお盆）に
自分のカードを置いておくのが習慣でした。

こちらのカードケースは女性用のものだったのでしょう。

とてもデコラティブなバラやお花、スクロールの装飾が華やかです。


カードケースの片側の鏡面部分にほんの少々内側から押されたような線ががありますが、よくよく見ないとわからないと思います。鏡面状態をきれいに保っており、非常に美しく目立つキズなども見当たりません。蓋もぱちんときれいに閉まります。内側には金鍍金されており、奥までは見えませんが蓋部分の内側、見える範囲以内の内側の金鍍金はきれいに残っています。状態の良い、エクセレントコンディション。

こちらの商品はイギリスからの追跡付き航空郵送料が無料です。



サイズ

約9.6cm　x　6.7cm x 0.3cm

重さ：約72g