The Victorian Tea Room

アンティークシルバー、アンティーク銀器、シルバープレート製、1920年-1930年頃、淡いイエローに青みがかった美しい乳白色の入った花の形のヴァセリングラスを4つもぜいたくに使ったシルバープレート製のイパーンのご紹介です。

イパーンとはディナーテーブルの中央に据えてお花を飾ったり、小さなスイーツを盛ったりするものです。このイパーンは花入れのみのイパーンで、高さのあるメインのヴァセリン花入れの他に周りに3つのヴァセリン花入れがあります。(サイズはどれも一緒です）

メーカーの刻印はありませんがMADE IN ENGLAND (刻印がずれており、かなり読みにくいです）EPNSの刻印がございます。MADE IN ENGLAND の刻印はアメリカ輸出向けの商品に1920年ごろから使われたもので、このお品は1920年から30年ごろに制作されたものだと思っています。

こちらのお品は最近純銀のかけなおしをしたばかりの、エクセレントコンディション。グラスはわれ、かけ、ヒビは一切ございません。古いグラスですので、少々のスレはございますが目立つものはございません。


ヴァセリングラスとは別名ウラングラスとも呼ばれる、微量のウラニウム鉱石を使って着色されたグラスです。　紫外線に当てると黄緑蛍光色に光ることで有名ですが、ヴァセリンの美しさは通常の光の中で見える幻想的な青みがかった乳白色の色合いにあると思います。光によって表情を変える美しさをお楽しみください。

ヴァセリングラスは1830年代から制作されていましたが、微量ながらウラニウム鉱石を使って制作されたため、職人さんが健康を害することが多かったため、現在ではほとんどこの方法でグラス器は制作されていません。　しかし、グラスに存在するウラニウムはさらに微量で、ご使用には全く問題ありません。




こちらの商品はイギリスからの追跡付き航空郵送料が無料です。


この商品の動画をこのページの一番下にご用意しております。　より立体的に商品を見ていただけるかと思います。ここでは画面が小さいのでぜひ、YouTubeでご覧ください。


サイズ

全体のサイズ
幅、奥行き：約25.5cm
ベース部分直径：約21.5cm
高さ：約25cm
重さ：約498ｇ（全体の重さ）

ヴァセリン花入れ


直径：約8cm
長さ：約14cm
約92g　（一つのグラスの重さ）