The Victorian Tea Room

アンティークシルバー　アンティーク銀器　純銀製（925）1972年制作　お花模様のエナメルと金鍍金のコーヒースプーン6本セットをご紹介いたします。


こちらのエナメルスプーン制作の工程は非常に手間のかかっているもので、純銀（スターリング925）にエンジンターニングという彫刻技法で波のような模様をつけ（ギローシェといいます）ます。その上に白いペイントでカバーし、さらにその上に花模様を手描きで絵付けし、上からエナメルをかけています。柄の部分は絵付けはありませんが、他は同じ工程です。
スプーンのボウルと柄の裏は金鍍金されています。

アセイオフィス：バーミンガム
制作年：1972年
制作者：SJ Rose&Son

SJ Rose&Sonは1936年に創業し、アシュトレイやシガレットケース、レターオープナーなど小さなプロダクトを制作していました。共箱はマッピン＆ウェッブのものですが、オリジナルのものとみられ、マッピン＆ウェッブが販売していたものだと思います。

6本のスプーンにはそれぞれ異なったお花が手描きで美しく描かれています。
パンジー、マグノリア、勿忘草、スイートピー、バラ2種類とイングリッシュガーデンで好まれる花々がティータイムを彩ってくれます。


パンジーのスプーンの裏先に、製造時からのものと思われる塗装の漏れが見られますが、使用には問題ありません。他に目立つようなキズなどはなく、全体的にとても美しいエクセレントコンディションです。


こちらの商品はイギリスからの追跡付き航空郵送料が無料です。

サイズ

長さ：約9.5cm

重さ：約58g (6本）