The Victorian Tea Room

アンティークシルバー、アンティーク銀器、純銀製(925) 1861年ロバート・ヘンネル三世制作、ティーセット全体に施された細かなハンドエングレービング彫刻、鋳金細工の装飾が見事な、特級レベルのティー＆コーヒー4点セットをご紹介いたします。

アセイオフィス：ロンドン
制作年：1861年
制作者：Robert Hennell III

制作者のロバート・ヘンネルIII はイギリスの銀器界ではヘンネルファミリーと知られており、操業が1712年と、バーナードに次ぐ古い歴史を持つシルバースミスです。この時代に純銀器を手にできたのは王族、貴族くらいでしたので、当然このシルバースミスも顧客は王族、貴族、大金持が主流だったと見えて、過去の作品には手の込んだ、大人数のためのディナーテーブル用の大きなセンターピースや、大きな燭台、ティー、コーヒー、ティーケトル5点セットなど非常に豪華なものが残されています。

こちらのティーセットもそのような作品と肩を並べられるような素晴らしいティーセットです。

このお品は手彫りエングレービング彫刻とアプライという鋳金細工で装飾を作り、ポットに溶接する方法で作られており、彫刻はハート形の葉模様、またはお花模様をたくさんつないだもので、その後ろには細かな線をぴっしりと引いて銀面のテクスチャーを変え、花もが浮き上がって見えるような細工にしています。脚部にはそのような彫刻はされていないことが多いのですが、こちらのお品は脚部にまでぴっしりと彫刻が施されています。鋳金細工はもちろん手作りのもので、型を制作し、銀を流し込んで作ったものを溶接しております。

真ん中の鏡面部分にはもちろんこの銀器の持ち主だった貴族の紋章が入っております。



総重量約2722gの堂々とした、重厚な作りのお品です。



全体的にとても良いコンディションですが、まだ、ざっとクリーニングしてあるだけの状態なので、ところどころ曇りや、黒ずみなどが残っている状態ですので全てきれいに洗浄し、磨き直して、ベストコンディションにしてからの発送となります。

ご注文より2週間前後の調整、ポリッシュにお時間をいただきます。
発送は追跡付きの国際宅配便となります。4-5日営業日で到着いたします。



この商品はロンドンのアンティークシルバー専門店との合同販売となっております。　実店舗でも販売しているもののため、行き違い等で売り切れとなる場合がございますので、ご理解いただければ幸いです。近い将来などにお買い上げをご希望の場合は、予約等をお勧めいたします。（詳しくはお問い合わせください）

事業主の方へ
銀器（純銀器）は減価償却の対象となります。償却期間は5年です。
償却後の売却をご希望の場合は、ご相談にのります。
ペイパルによるクレジットカード払いを受け付けています（新規の方はご自身でペイパルアカウントをお持ちの方に限ります）

サイズ

純銀ティーポット

幅　　　　約24.5cm（注ぎ口から取っ手の一番広いところまで）
奥行　　　約14cm（最大値）
高さ　　　約22cm　（ふたの摘みのトップまで）

容量　　　約1リットル

重さ　　　約798ｇ

純銀コーヒーポット

幅　　　　約23.5cm（注ぎ口から取っ手の一番広いところまで）
奥行　　　約13.5cm（最大値）
高さ　　　約30cm　（ふたの摘みのトップまで）
容量　　　約1.5リットル
重さ　　　約1000ｇ



純銀クリームジャグ


幅　　　　約11.7cm（注ぎ口からハンドルの端の一番広いところのまで）
奥行　　　約 9cm
高さ　　　約18.1cm(ハンドルの一番高いところ）
重さ　　　約372g

純銀シュガーポット

幅　　　　約18.5cm（ハンドルの端から端まで）
口径　　　約9.5cm
奥行　　　約13cm（最大値）
高さ　　　約14.4cm（ハンドルの一番高いところ）
重さ　　　約552g



こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。（YouTube画面にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。）