The Victorian Tea Room

アンティークシルバー、アンティーク銀器、純銀製(925) 1859年　美しいスクロールとシールド装飾　小さめサイズティーポットをご紹介いたします。


アセイオフィス：ロンドン
制作年：1859年
制作者：Robert Hennell III

制作者のロバート・ヘンネルIII はイギリスの銀器界ではヘンネルファミリーと知られており、創業が1712年と、バーナードに次ぐ古い歴史を持つシルバースミスです。この時代に純銀器を手にできたのは王族、貴族くらいでしたので、当然このシルバースミスも顧客は王族、貴族、大金持が主流だったと見えて、過去の作品には手の込んだ、大人数のためのディナーテーブル用の大きなセンターピースや、大きな燭台、ティー、コーヒー、ティーケトル5点セットなど非常に豪華なものが残されています。　

ティーポットのボディにはシールド装飾の中に可憐な花が手彫り彫刻されています。
鋳金細工で作られた摘みには小さくかわいらしい花と葉模様が手彫りで施されています。


蓋の縁のすぐ下、ボディー部分に1cm程度の浅い線線状へこみキズが1本ございます。内側の縁に入ってしまっているので修理が難しいところですが、できるまで修理いたします。（修理可能なようで現在修理中です）
注ぎ口の下の付け根にほんの小さなへこみがありますが、ほとんど気が付かない程度かと思います。注ぎ口のへこみも修理が難しいですが、できるようならさらに目立たないようにいたします。
近年になってプロの磨き出しを受けていて、それ以外には経年によるキズやスレもほとんど見られないエクセレントコンディションですが、内側に茶渋がありますが、落ちにくいのでプロにクリーニングしてもらってからから発送させていただきます。


こちらの商品は、イギリスからの追跡付き航空郵送料が無料です。


こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。（YouTube画面にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。）




サイズ

幅：　約23cm（注ぎ口の先からハンドルの一番広いところまで）
奥行：約13.5cm（最大値）
高さ：約15.5cm（摘みのトップまで）
重さ：約572g

容量：約600ml