The Victorian Tea Room

アンティークシルバー、アンティーク銀器、純銀製(925)　1891年　美しい手彫りのお花と葉模様が素敵なクリスニングスプーンをご紹介いたします。


アセイオフィス：バーミンガム
制作年：1891年
制作者：Hilliard & Thomason


メーカーは1837年創業し1910年にその幕を閉じた、Hilliard & Thomasonです。、スプーンや、フォーク、バターナイフなど、小物を得意としたバーミンガムのシルバースミスでした。

クリスニングは洗礼式のこと。「銀のスプーンをくわえて生まれてきた」という言葉があるように、お金持ちや貴族の家では洗礼式に純銀のスプーンや、カップ、カトラリーセットを贈る習慣があります。こういうものは実際に使うものではないので、保存状態が良いものがよくあります。

赤ちゃん向けのものですが、お祝いの品なので彫刻にも手を抜いておらず、柄の部分やトップの部分も斜めに切り込んだブライトカットなど細かな手彫り彫刻が両面に彫られています。


このお品は赤ちゃんが実際に使っていたのでしょうか。スプーンの左側の縁に打ち付けたような歪みが少々あります。その内側にはそれに伴うキズがありますが、よく見ないとわからない程度です。
それ以外は少々のスレ、磨きキズ程度のエクセレントコンディション。

オリジナルのケース付。表の革は剥がれていますが、内側はピンクのシルクも紫のベルベットもきれいに残っています。


こちらの商品はイギリスからの航空郵送料が無料です。


サイズ

スプーン

長さ：約14.9cm
重さ：約18g