The Victorian Tea Room

アンティークシルバー、アンティーク銀器、純銀製(925) 白蝶貝ハンドル ブレードの手彫り彫刻が美しい、珍しい フィッシュカトラリー6組&デザートカトラリー6組合計24本セットをご紹介いたします。

アセイオフィス：シェフィールド
制作年：フィッシュカトラリー　ナイフ 1899年　フォーク 1900年
　　　　デザートカトラリー　1896年
制作者：Allen & Darwin

このような白蝶貝のカトラリーボックスセットは結婚のお祝いに贈られることが多く、フィッシュカトラリーまたはデザートカトラリーであることがほとんどですが、このセットのようにフィッシュカトラリーとデザートカトラリーを同じボックスにセットしたものは非常に珍しいものです。また、同じセットでありながらフィッシュとデザートで全くデザインが違うのも非常に珍しいです。

デザインが違うので合わせかと思われる方もいるかと思いますが、ボックスはぴったりと両方のカトラリーセットに合っています。

おそらく客、またはギフトを贈られる側の希望で、好みのデザインのフィッシュカトラリーとデザートカトラリー6組セットを選び、ボックスはオーダーメードしたものでしょう。

このお品はヴィクトリア時代後期のもので、都会の中産階級の家庭ではフラットと呼ばれるアパートもコンパクトになってきており、12人分のフィッシュセット、またはデザートセットをそろえてもそんな人数を招待できるようなお家に住んでいなかったかもしれませんね。

店主もロンドンのヴィクトリア時代後期に建設された中産階級用のフラットに住んでいましたが、ダイニングルームはとても12人も招待できるような大きさではなく、6人がぎりぎり精いっぱい、というような部屋でした。　そんな小さなフラットでも女中部屋（もちろん現代ではスタディー（勉強部屋）として紹介されていましたが）があるのが面白かったです。

メーカーは ヴィクトリア時代後期に創業したシェフィールドのシルバースミスで、1960年代までの長きにわたって活躍していましたが、この時期に数多くの白蝶貝ハンドルのデザートカトラリーを製作していました。


このお品は近年になってプロの磨き出しをしたと思われる、目立ったキズやスレなどもない、エクセレントコンディション。、白蝶貝も当時のままのの虹色の輝きが美しいエクセレントコンディションです。

お品物は、オリジナルのマホガニー材の共箱が付いております。内側のベルベットもきれいな状態で残っております。



こちらの商品はイギリスからの追跡付き国際宅配料金が無料です。

こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。（YouTube画面にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。）


サイズ

フィッシュカトラリー
ナイフ
長さ：約21.3cm
重さ：約334g（6本の重さ）
フォーク
長さ：約17.4cm
重さ：約232g（6本の重さ）

デザートカトラリー
ナイフ
長さ：約19.36cm
重さ：約174g　（6本の重さ）

フォーク
長さ：約15.5cm
重さ：約222g　（6本の重さ）