The Victorian Tea Room

アンティークシルバー、アンティーク銀器、純銀製(925) 1897年 非常に珍しく特別な、シュガーポットとクリームジャグ付き 華やかなシェル型 ストロベリーセットをご紹介いたします。

アセイオフィス：シェフィールド

制作年：1897年

製作者：James Dixon & Sons

メーカーのJames Dixon & Sonsはシェフィールドで1806年に創業、1993年まで、187年の長きにわたって活躍していた、老舗有名シルバースミスです。

２枚の貝型のプレート、クリームジャグ、シュガーポットはそれぞれ手彫り打ち出し彫刻で薔薇、お花、葉模様、スクロールなどのヴィクトリアンロココ装飾で飾られています。貝型にフリルのついたプレートは手作業のパンチで十字やダイアモンドの形に透かし装飾されています。シュガーポット、クリームクリームジャグの縁もフリルで飾られており、クリームジャグのハンドルには鋳金細工で造られたスパティフィラムの花が飾られています。

ベースのスタンドはハンドルにヴィクトリア時代の代表的な装飾ベネチアン装飾が施され、ハンドルのループの真ん中には貝とスクロールと以下にもヴィクトリア時代らしい華やかな装飾となっています。脚部もスクロールと貝の猫足です。

非常に重厚な純銀を使用しており、華やかなデザインも相まって、素晴らしい高級感を醸し出しています。 Jame Dixonはこのストロベリーディッシュで特許を取得しておりますので、メーカーにとっても特別なアイテムだったことが窺えます。

イギリスの古い食器にはそれだけのために存在する食器が多くあります。今まで見た食器の中には穴が沢山開いているボウルの形のクレスディッシュ、ナッツ用のナッツバスケット、蓋の付いたチョコレート（ココア）カップなど、面白いものがありますが、銀器にもそれだけのために存在する銀器がございまして、このストロベリーディッシュもそんな銀器の一つです。

イギリスではいちごはお砂糖をかけて、泡立てないクリームをかけるのが一般で、そのためにシュガーポットとクリームジャグがついています。もちろん、現代の日本ではディッシュにスコーンを盛ってクロテッドクリームとジャムをクリームジャグとシュガーポットにのせたり、野菜とディップでオードブルにしたり、といろいろな用途に使っていただけるかと思います。

最近、シルバープレートのストロベリーディッシュもなかなか見つけるのが難しくなってきましたが、それでもまだ少しづつ出てきておりますが、純銀製のストロベリーディッシュは非常に珍しいです。 私も初めて見ましたが、この銀器をご紹介くださったこの道50年のロンドンの純銀アンティーク銀器専門のディーラーさんすらも初めて見た、とおっしゃっていました。

激レア品のため、どうしてもお値段が張ってしまいますが、アンティーク純銀器のコレクターさんには必見のお品と思います。

市場に出てきたばかりのお品で、なんの手入れもしていない状態ですが、目立つようなキズもなく、とても良い状態です。

発送前にプロによる磨きだし、クリームジャグとシュガーポットの内側にギルディング（金彩）を施してからのエクセレント、ベストの状態での発送となります。発送まで2週間前後お時間をいただきます（シルバースミスさんの忙しさによってもう少々時間がかかる場合がございます。）

こちらの商品はイギリスからの追跡付き国際宅配料が無料です。

銀器は減価償却の対象となります。償却期間は5年です。

ペイパルによるクレジットカード払いを受け付けています。（当店ではカードの分割払いの設定ができませんので分割払いをご希望の方はカード会社にお問い合わせください。ほとんどのカード会社があとから分割などお買い上げの後に分割払いができる設定を受け付けています。）

こちらの商品はロンドンの老舗高級アンティーク銀器店との合同販売となっております。在庫チェックは常にしておりますが、ロンドンの実店舗でも販売されているものですので、まれに行き違いで売り切れとなっている場合がございます。　近い将来などにお買い上げをご希望の場合は、予約等をお勧めいたします。

こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。（YouTube画面にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。）

サイズ

シュガーポット

直径：約9.7cm 高さ：約5cm

クリームジャグ

幅：　約11.5cm

奥行：約7.5cm 高さ：約7.3cm

ディッシュ

幅：　約19cm

奥行：約20cm

高さ：約2.8cm

ストロベリーディッシュ全体

幅：　約43cm

奥行：約19.7cm

高さ：約21cm(取っ手の一番上まで)

総重量：約1,470g