The Victorian Tea Room

アンティークシルバー、アンティーク銀器、シルバープレート製 ヴィクトリア時代後期、シェル型のプレートが美しいストロベリーディッシュのご紹介をいたします。


日本のストロベリーの旬は春ですが、イギリスは6月ごろから8月ごろにかけての夏です。（残念ながら最近は外国のイチゴがたくさん入ってきたり、ハウス栽培をするようになったので、あまり旬は感じられなくなってしまいました。）

このお品が作られたころのイギリスではもっと旬が短かったかもしれません。そんな短い間しか食べられないストロベリー専用の銀器があるということは本当に貴重で人気のある果物だったのでしょうね。

イギリスのストロベリーにはクリームとお砂糖がつきものです。クリームは泡立てたものではなく、そのままのクリームを苺にかけて、お砂糖を好きなだけふって食べます。日本のいちごミルクのような感じですね。

縁取りにスクロール装飾された貝の形のデザインがとてもエレガントなディッシュ、縁がフリルになった可愛らしいシュガーポットとクリームジャグが素敵なお品です。クリームジャグのハンドルには鋳金細工で造られたスパティフィラムの花が飾られています。

メーカーはJames Dixson & Sons。1806年にシェフィールド創業、1992年までの長きにわたって活躍したシェフィールドの有名シルバースミスです。

こちらの商品は、近年になって純銀のかけなおしをしたと思われる、ほんの少々のスレ、スクラッチ程度の、エクセレントコンディション。シュガーボウルとクリームジャグの内側のギルディングもかけ直してあります。
残念ながら、クリームジャグのスパティフィラムの片方のめしべ部分が取れてしまっています。7番目の写真でお確かめいただけます。
よくみないと気づかないかと思いますが、その分、お値段の設定に反映させていただいております。


ストロベリーだけでなく、スコーン用のディッシュやデザート用のディッシュとしてもぴったりです。

こちらの商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が無料です。

こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。（YouTube画面にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。）


サイズ

本体

幅：約44cm（ディッシュの端から端まで）
奥行：約20.5cm（皿含む最大値）
皿部分上下の長さ：約21.5cm
新までの高さ：約４cm
取っ手までの高さ：約20cm

シュガーポット

直径：約12.9cm
高さ：約5cm

クリームジャグ

幅：約11.5cm（注ぎ口からハンドルの端まで）
高さ：約7cm（ハンドルの一番高いところまで）

重さ：約1200g