The Victorian Tea Room

アンティークシルバー、アンティーク銀器、ヴィクトリア時代中期、リボンと月桂樹に飾られたシールドを真ん中に据え、サイドにはお花と葉模様、トップにリボン（または花と葉模様）の装飾を配したネオクラシカルスタイルのエングレービング彫刻が素晴らしいティーケトルとスタンドのセットをご紹介いたします。

スパウトもお花と葉模様の彫刻があり、蓋は葉模様）で装飾されており、スタンドの脚部はBall & Claw という、鳥獣がボールを掴んでいるデザインで、１８世紀のチッピンデールスタイルの家具の脚部によく取り入れられた人気のスタイルです。

ティーケトルは、昔はキッチンが地下にあり、階上の居間からは遠かったため、ティー用のお湯が冷めないように、沸かしたお湯をケトルにいれ、下からオイルのヒーターで温めておいたものです。このような銀器を使っているうちではもちろん、全部メイドがやってくれていたのですね。

メーカーはHenry Wilkinson & Co. 18世紀の中頃に遡る歴史を持つシェフィールドのシルバースミス。１８世紀のオールドシェフィールドという、古いスタイルのシルバープレートを多く手がけていたようで、エルキントンによって新しい電気メッキ製法が1841年に発明されると、シェフィールドで二番目に電気メッキ製法を使えるライセンスを手にし、数多くのシルバープレート製品を製作した。その業績を認められ、1851年の大英博覧会では好評を博し、ロンドンに進出することとなる。
1892年にWalker & Hallに買収される。

近年になって純銀のかけ直しをしたと思われるエクセレントコンディション。ほんの少々の大変小さなシミは数箇所ございますものの、目立つようなキズもなく、磨きキズも少々の鏡面を保つ、とても綺麗な状態です。

ケトルの内側の側面や底には多少のシミがございますが、シルバープレートの剥がれはなく、全体的には綺麗な状態です。
ケトルの外側の底は多少のシミや磨き傷がございますものの、シルバープレートの剥がれはございません。

オイルポットのふたは取り外しができますので、合う芯があればご使用になることも可能かと思いますが、テストはしておりません。ご自身の責任にてご使用ください。オイルランプの芯やオイルなどをお使いになれるかと思います。映像でオイルポットの周りにシミ状のものが見えますが、汚れで、その後のクリーニングでなくなっております。

アフタヌーンティーのテーブルを華やかに演出してくれる、とても素敵なティーケトル。ティールームのディスプレイ、サロン等でのテーブルの演出に活躍してくれるかと思います。容量は八分目まで入れて1.５リットル程度です。バチェラーサイズ、とまでは行きませんがフルサイズのケトルとしては少々小さ目です。


こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。（YouTube表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。

こちらの商品は、イギリスからの追跡付き国際郵送料が送料が無料です。


サイズ

幅　　　約25ｃｍ（注ぎ口から反対側のケトルの一番広いところまで）

高さ　　約39ｃｍ（全体的の高さ。取っ手の先まで）

ケトルのみの高さ　約28ｃｍ（取っ手の先まで）

ケトルの容量　約1.5リットル

重さ：約1.785ｋｇ