The Victorian Tea Room

王室御用達で有名な宝石店ガラードの手による、クリスニング スプーン&フォークセットです。

ガラードは1722年創業、1735年にはプリンスオブウェールズ（英国皇太子）付きの金細工職人として任命されました。

その後、1843年にヴィクトリア女王よりクラウンジュエラー（王室御用達の宝石店）に指定され、以降、現在に至るまで、王室御用達を保持しています。

そのクラウンジュエラーが作ったクリスニングのスプーンとフォークのセットは、さすがに気品がありますね。

スプーンのボウルの裏面と柄の部分、フォークの腹と柄の表部分には非常に繊細なスクロールの手彫り装飾が施されています。エングレーブメントという、いわゆる、彫刻刀よる、普通の彫刻ですが、エッジを深くとって、彫刻を立体的に見せる技法を使っています。

この小さなカトラリーでエッジの小さな部分のみ深く彫るのは、純銀では比較的簡単ですが、固い合金ではかなり技術のいることだといいます。

シルバープレート製品といえども、純銀製品とほとんど変わらない技法を使っての彫刻は、この宝石店の商品へのプライドを感じさせてくれます。　刻印はございませんが、
合金も、重厚感のある、もとても質の良いものを使っています。　


クリスニング用ですので、サイズは小さ目ですが、日本人の女性ならマイカトラリーとして、十分に使っていただける大きさです。

もちろん、赤ちゃんのお誕生ギフトにもぴったりです。

このお品は刻印は1910年代から20年代くらいにかけてのお品と思われます。（内側に王様付き金細工、宝石店との印刷があります）

状態：少々の使用キズ、磨きキズ程度。目立つキズやプレートのロスなどない、エクセレントコンディション。

高級宝石店のプライドが感じられる、素晴らしいクリスニングセット。

この機会にぜひお求めください。


この商品はイギリスからの保険付き書留航空郵送料が1000円となります。

共箱付き。外側の革張り、中のシルク地、ベルベット共に、とても良い状態です。

サイズ

スプーン

長さ：約15.3cm
重さ：約35g

フォーク

長さ：約14.3cm
重さ：約28g