The Victorian Tea Room

ビクトリア時代後期のものと思われる、ボーダーと、表面の彫刻がとてもエレガントな、ミニサルヴァをご紹介いたします。

メーカーは、1801年創業、1992年まで、と非常に長い歴史を持つ、Baker Brothers. こちらのお品はヴィクトリア時代後半のものだと思います。

サルヴァとは持ち手の無いトレイの事を指します。

サルヴァはその昔、キッチンから食卓まで食べ物を運ぶのにも使われましたが、玄関にいらした、お客様からの名刺や、メッセージ、または届いた郵便の手紙を乗せてご主人様のところに運んだりしました。

サルヴァはこのお品のように脚付きのものが多く、脚のデザインも凝ったものが多いです。

現代では、ティーポットスタンドにしたり、小さなお茶の道具を乗せたりしても素敵ですし、お菓子やカナッペなどをそのまま乗せて、お客様にお出ししてもしゃれています。

こちらのお品は、トレイ部分に施された、手彫り彫刻による、お花や果物、葉などの彫刻が非常に細かく、とても美しいものに仕上がっています。クロウアンドボールという、鳥獣の脚が、ボールをつかんでいるトラディショナルな脚がいっそう、このサルヴァを引き立てています。

あなたの食卓をあでやかに彩ってくれること間違いなしの一品です。

この商品は銀のかけなおしはしておりませんが、表側にはめだつきずや、プレートのロスなどなく、この時代のものとしては、素晴らしいエクセレントコンディションです。真ん中部分に帯状の薄いスレが見られますが、目立つものではありません。
写真でトレイの真ん中がしわのようになって見えるのは上にある布を映しこんでいるからで、トレイにあるものではありません。

トレイの裏には少々のプレートのはがれがみられますもののご使用には全く問題ございません。

サイズ

直径約23ｃｍ
実際にモノを載せられる部分は最大値で18.5cm程度です。
高さ約2cm

重さ　約４１４ｇ

こちらの商品はイギリスからの保険付き書留航空郵送料が無料となっています。

サルヴァ以外に写真に写っているものは大きさの目安のためで、商品には含まれておりません。