The Victorian Tea Room

可憐な草花の彫刻が施された、エレガントなシュガーポットとクリームジャグのセットをご紹介いたします。

メーカーズマークはなく、小さな刻印が裏にありますが判読できませんでしたが、ヴィクトリア時代中期から後期のものと思われる、このセットは全体的にフラットチェイシングという、ノミとハンマーによる打ち出し彫刻ながら凹凸をつけず、金属を削り取る技法のエングレーブメントと同じ効果を狙った技法で、もちろん手彫りで彫られています。

エングレーブメントと違うのは、やはり、モチーフのふちの陰影が濃くなり、立体感が感じられるところでしょうか。

しかし、装飾が華美になりすぎず、モチーフの草花にマッチした、すっきりした可憐さが出ているデザインかと思います。猫脚の装飾も過剰になりすぎず、エレガントなデザインです。


こちらのセットは、銀のポットだけ持っていらっしゃる方、ポットは陶器のものをお使いの方にぴったりです。

またヴィクトリア時代のシュガーポットはかなり大きめですので、、花器として使われたり、カトラリースタンドとして使われたり。クリームジャグは　自家製のドレッシングやソース入れにも使えますし、パンケーキ用のメープルシロップを入れたりなど、いろいろ使いまわしができると思います。


こちらのお品は近年になって純銀をかけなおしております。シュガーポットの内側に多少のシミがございますが、目立つキズやプレートのロスなどない、エクセレントコンディションです。　クリームジャグ、シュガーポットともに、下の部分が黒っぽく見えますが、これはカーブしているために上のものを映しこんでいるための影です。実際には黒くありません。


こちらの商品はイギリスからの保険付き書留航空郵送料が無料です。

サイズ

シュガーポット

幅：約18cm（取っ手の端から端まで）
奥行：約13cm（最大値）
高さ：約13cm
口径：約9cm

重さ：約468ｇ

クリームジャグ

幅：約12cm（注ぎ口の先から取っ手の端まで）
高さ：約14.cm〈縁まで）
重さ：266ｇ