The Victorian Tea Room

1870年前後のものと思われる、彫刻の美しい、白蝶貝ハンドルデザートカトラリーをご紹介いたします。

こちらのお品はメーカーズマークなどはございませんが、つくりなどから、ビクトリア時代中期ごろのものだと思っています。

こちらのお品はClose Plateという、電気めっきが開発される前からあった技法により、スチールのベースに銀メッキがかけられる、唯一のめっき製法で作られています。1789年ごろより、シェフィールドプレートの代わりとして、使われ初め、1914年ごろまで使われていたようですが、現在残っているものはヴィクトリア時代中期ごろのデザートカトラリーによく見られます。

ナイフ、フォークともにとても美しい手彫り彫刻が両面に施されています。
部分的に器具を使った彫刻もありますが、この時代のものですので、もちろん手動の彫刻器具です。
140年前後を経た、大変古いお品です。この時代のものとしてはとても良い状態ですが、ナイフのブレード部分の右端の細かいサークル上の彫刻部分に部分にプレートのロスがあるものがございます。いずれも使用キズ、というよりは経年で、彫刻されて薄くなっているめっきが取れてしまったり、まさつで、角の部分が薄くなってしまった、という感じだと思います。全体的にとてもきれいな状態ですので、使用頻度は低かったと思います。
フォークの2本ほどに引っ掛けたような1mmほどのプレートのロスを伴うキズのあるものがございます。

以上のことをを踏まえまして、お値段に反映させていただいております。

白蝶貝のハンドルは、自然な貝の色味があるものがございますが、真ん中の部分が高くなるようなエレガントな彫刻が施されています。ナイフの1本の先に小さな小さなカケがあるものがございます。

珍しく、こちらのお品にはメーカーの刻印がございません。

デザートカトラリーですので、小さめですが、日本人の手になじみやすいサイズかと思います。しっかりとしたつくりですので、デザートだけでなく、普通のお食事にも使えるかと思います。（刃付けがされておりませんので、硬いものは切れません）

非常に美しい、エレガントなデザインのカトラリーセットです。ヴィクトリア時代の彫刻技術の高さ、美しさを堪能できる逸品かと思います。

このお品は、元々12組セットのお品です。日本のご家庭には使いにくいと思い、2つに分けて、ご紹介しております。もし、両方のセットをお買い上げのお客様にはオリジナルの共箱を送料無料にてお付けいたします。

もし、６組のみお買い上げでも箱はお譲りできますが、その場合は、先にご希望を出していただいた方、とさせていただきます。　この場合は箱の送料といたしまして、３０００円をプラスさせていただきます

サイズ

ナイフ

長さ:　約22cm
重さ:　約4１ｇ　x　6

フォーク

長さ:　約18cm
重さ:　約3４g

こちらの商品はイギリスからの書留航空郵送料が無料となります。

このお品は、元々12組セットのお品です。日本のご家庭には使いにくいと思い、2つに分けて、ご紹介しております。もし、両方のセットをお買い上げのお客様にはオリジナルの共箱を送料無料にてお付けいたします。

もし、６組のみお買い上げでも箱はお譲りできますが、その場合は、先にご希望を出していただいた方、とさせていただきます。　この場合は箱の送料といたしまして、３０００円をプラスさせていただきます。　ご希望の方は備考欄に　「共箱希望」　とご記入ください。最初の自動メールでは料金はカトラリーのみの料金が提示されますが、折り返し、共箱付きの料金を提示させていただきます。