The Victorian Tea Room

ビクトリア時代後期の、貝とお花とスクロールのボーダー、それにマッチしたと、表面の彫刻がとてもエレガントな、ミニサルヴァをご紹介いたします。

こちらのお品は、メーカーの刻印はございませんが、裏にシェフィールド製を表す、王冠マークがございます。このマークは純銀の登録オフィス（アセイオフィス）のマークと紛らわしいため、1897年には使用禁止となっています。そのため、このお品は1897年以前のものだということがわかります。ｍ

サルヴァとは持ち手の無いトレイの事を指します。

サルヴァはその昔、キッチンから食卓まで食べ物を運ぶのにも使われましたが、玄関にいらした、お客様からの名刺や、メッセージ、または届いた郵便の手紙を乗せてご主人様のところに運んだりしました。

サルヴァはこのお品のように脚付きのものが多く、脚のデザインも凝ったものが多いです。

現代では、ティーポットスタンドにしたり、ティーストレイナーやスプーンなど、小さなお茶の道具を乗せたりしても素敵ですし、お菓子やカナッペなどをそのまま乗せてお皿として、お客様にお出ししてもしゃれています。

あなたの食卓をあでやかに彩ってくれること間違いなしの一品です。

この商品は最近になって銀のかけなおしはしており、エクセレントコンディションです。トレイの真ん中がしわのようになって見えるのは上にある布を映しこんでいるからで、トレイにあるものではありません。

ボーダーの模様部分に小さな2mm程度の穴が数か所ございますが、もとからあったものだと思われます。

ご使用には差し支えございません。


サイズ

直径約21.5ｃｍ
実際にモノを載せられる部分は最大値で15.cm程度です。
高さ約2cm

重さ　約505ｇ

こちらの商品はイギリスからの保険付き書留航空郵送料が無料となっています。