The Victorian Tea Room

すかし細工がとても美しい、ヴィクトリア時代1865年の刻印がある、のクランベリーグラスのシュガーバスケットをご紹介いたします。

このお品はメーカーズマーク等の刻印はございませんが、デザインレジストレーションダイアモンドマークがございます。デザインレジストレーションマークは1843年に制定された、デザイン登録マークです。銀製品に限らず、陶磁器などにもございます。

1845年から1884年までに制作されたものはダイアモンドレジストレーションマークという、ダイヤ型の中に登録された年月日が入ったものが刻印されます。

このレジストレーションマークはいい加減なコピーを作られないように制定されたものなのかもしれませんが、きちんとした、制作者のものでもマークのないのもよくあり、刻印がないからといって、偽物やコピー、というわけではありません。

このマークは古いものなので、マークを見つけても年号などは薄れて読めないのが普通ですが、このお品についているマークははっきりと年号が読み取れ、それによると、こちらのお品は1865年10月13日に登録されたことがわかります。なんと、148年前のものですね。


この透かしは、細長く切ったメタルにモチーフをステンシルのようなものでつけ、それに沿って、カットしたものです。そして、下のリングとはんだ付けしてしています。淵とベースには細かいビーズで、ふちどられています。

脚の透かしの入ったデザインも、これはドラゴンか何かでしょうか、非常に珍しく、美しいモチーフを使っています。

ハンドルは手でねじりを入れた、ロープハンドル。ハンドルの留め金もキャップでカバーされ、このシュガーバスケットが、とても丁寧に作られていることがわかります。

コンディション：近年になって、純銀をかけなおしており、プレートのはがれ, 目立つキズ、ピアッシングの切れなどのない、素晴らしい、エクセレントコンディションです。

クランベリーグラスは、近年になって、このバスケットのために造った手作りグラスです。このバスケットの中に吹き込んで造っているため、ぴったりとサイズが合います。
もちろん、割れ、カケ、ヒビのない、パーフェクトコンディション。


なかなかシルバープレートのシュガーバスケットで、ここまで美しいものはなかなか見つりません。

ぜひこの機会にあなたのコレクションに加えてください。