The Victorian Tea Room

ヴィクトリア時代、1884年ごろから1891年ごろまでに作られたと思われる、細かな手彫り彫刻のお花とスクロール模様が美しい、ブレッドバスケットをご紹介

お花とスクロールのロココ調の打ち出し彫刻が華やかなブレッドバスケットです。

彫刻技法にチェイシング（表側からの打ち出し彫刻）、リポウズ（裏側からの打ち出し彫刻）、フラットチェイシング（打ち出し彫刻技法ながら、凹凸をつけずに、削り出し彫刻と同じように見せる技法）を駆使し、非常にゴージャスな仕上げとなっています。

すべてが手作業で行われており、これが現代の商品であったら、この何倍の値段が付くのだろう、とため息が出てしまいます。

焼き立てのパン、ビスケット、ケーキなどを盛っていただくのに最適なディッシュです。


メーカーはFavell Elliot &Co。　FevellとElliotは1870年代から別々に活躍していたシルバースミスですが、1884年に合併し、その後、1891年ごろ、また、別々になったようですね。

このお品はちょうど、この合併期ころのものです。

状態：近年になって純銀をかけなおした、プレートロスのない、エクセレントコンディション。彫刻のない鏡面部分も少々のスレ程度の非常に美しい状態です。写真では彫刻の間に黒ずみがあるように見えますが、彫刻部分の凹凸が陰になって黒く見えているだけで、実際には黒ずみはありません。

こちらのお品はイギリスからの保険追跡付航空郵送料が無料です。

このお品は実店舗でも同時販売しているもので、行き違いなどで売り切れになってしまう場合がございます。ご了承いただけましたら幸いです。

サイズ

幅：約26.5cm（最大値）
奥行：約21cm（最大値）

高さ：約3.5cm

重さ：約324g