The Victorian Tea Room

1900年前後ごろのものと思われる、細かなハンドチェイス（ノミとハンマーによる手作業の打ち出し彫刻）の彫刻が美しい、ティーポットをご紹介いたします。

ティーポットの上部全体に彫刻されたスクロールと小花の美しい彫刻は、フラットチェイスと呼ばれる、打ち出し彫刻ながら凹凸をほとんどつけない彫刻技法で、サルヴァなどの盆面に用いられたり、このようなティーポットなどにも装飾方法として使われます。

細かく丁寧に打ち出された彫刻が施されたポット上部とシンプルな鏡面のポット下部の対比が美しい逸品です。非常に質の良いニッケルシルバーを地金として使っています。

こちらのお品は近年になってから純銀のかけなおしをしております。アンティーク品なので、少々のスレはございますが、プレートのはがれなどない、エクセレントコンディション。注ぎ口を向かって右にした際のポット下部、鏡面部分に触ってわかる程度のへこみがございますがほとんど目立たないと思います。内部は純銀のかかりにムラがありますが、（古いものの場合はかけなおしをしてもどうしてもムラになることがあります）手尾もきれいで清潔な状態です。

このティーポットは断熱材はついていませんが、うまくハンドル部分は熱くならない造りになっています。
注ぎ口の形が良く、綺麗に注げます。普通のティーカップ（約180ｍｌのもの）5杯分くらいの量が入ります。

サイズ

幅：約29cm（ポットの注ぎ口からハンドルの一番広いところまで）
奥行：約18cm（最大値）
口径：約8.5cm
高さ：約14.5cm

重さ：約722ｇ

容量：約1リットル

こちらの商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が無料です。
商品はティーポットのみです。その他の写真に写っているものは大きさの比較にためで、商品には含まれません。