The Victorian Tea Room

ヴィクトリア時代、お花の蕾の摘みがかわいらしい、人気の洋ナシ型のティーセットをご紹介いたします。

子の洋ナシ形は18世紀の初め、ティーポットが初めて作られたころからあるトラディショナルな形ですが、少しづつ形を変えながら、ヴィクトリア時代にもとても人気のあったスタイルです。

メーカーはJonas Browen & Sons メーカーズマークの字体から1877年以前に作られたものと推測します。　シェフィールドで作られたことを示す王冠マーク*が入っていますので、1897年以前に作られたことは間違いありません。

彫刻法は切り出し彫刻での手彫り彫刻です。器具も使われていますが、この時代には電動力がまだなかったため、足踏みミシンのような人力での 動力を使った器具のようです。
スクロールを基調とた素敵なデザイン。スパウトにもビーズや葉の装飾が入り、脚部も透かしの入った人気の猫脚タイプです。　シュガーポットは作られた時代柄、大きめなので、花入れやカトラリースタンドなどとしてお使いください。

ハンドルの断熱材は象牙と思われます。

こちらの商品は純銀のかけなおしから戻ってきたばかりのエクセレントコンディションです。内側もとてもきれいです。クリームジャグの内側に昔のキズ跡がありますが、かけなおした純銀でカバーされています。内側は形状によってかかりにくい場所があり、ムラになっている場合がございます。

*シルバープレートの王冠マーク
シェフィールドで作られたことを表すマークとして、シルバープレートにも王冠マークが使われていましたが、貴金属登録所である、シェフィールドのアセイオフィスの王冠マークと紛らわしいため、1897年に使用を禁止されました。



こちらの商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が無料です。

商品に含まれるものは、ティーポット、クリームジャグ、シュガーポットの3点です。その他の写真に写っているものは商品に含まれません。

サイズ

ティーポット

幅：約26cm（注ぎ口の先からハンドルの一番広いところまで）
奥行：約17cm（最大値）
高さ：約25.5cm（摘みのトップまで）
重さ：約772g
容量：約1.5ℓ

シュガーポット

幅：約19.5cm（ハンドルの端から端まで）
奥行：約11cm（最大値）
直径：約10.2cm
高さ：約13cm（ハンドルの一番高いところまで）
重さ：約492g

クリームジャグ
幅：約11.5cm（注ぎ口からハンドルの端まで）
奥行：約約10.1cm（最大値）
高さ：約14.3cm（ハンドルの一番高いところまで）
重さ：約257g