1890-1900年代 シルバープレート ヴィクトリアン ビスケット ウォーマー





 
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商品詳細

1890-1900年代 シルバープレート ヴィクトリアン ビスケット ウォーマー

[在庫なし]
ビスケットウォーマーというのはヴィクトリア時代の非常に美しい、しかし、摩訶不思議な銀器です。

ビスケットというものの、当時は今で言う、スコーンのようなものをさしていたようです。
これを中に入れ、暖炉の前で温め、いつでも暖かいビスケット(スコーン)を食べられるようにしていたようです。 ものすごく広い邸宅に住んでいたため、キッチンのオーブンで温めたビスケットをもってきても、すぐ冷めてしまうからでしょう。庭でのティーパーティーや、ピクニックなどにも持っていったと言います。 ヴィクトリア時代にはアフタヌーンティーが上流階級で大流行したため、このビスケットウォーマーを初め、ティーに関する銀器がいろいろ発明されました。

このビスケットウォーマーは、実用的、と言うよりも、テーブルや、庭でのピクニックに美しい彩を添えるものだったのでしょう。こちらのお品のように、内側にギルディングを施してあったり、仕切りの透かし細工が非常に美しく装飾されたものがあります。

また、産業革命の真っ只中に産声を上げた銀器らしく、いろいろな仕掛けをつけて、特許をとっているものもあります。こちらのもののように、内側の仕切りが二つのボウルの間に、すとんと落ちて仕切りが倒れてこないようにするものがあります。このほかにもボタンを押して開閉するものもあります。 こういう、仕掛けは、上流階級の人々のお茶の時間の話の種にもなったのでしょうね。

こちらのお品は、よくある、リプロダクションのお品ではなく、ヴィクトリア時代のオリジナルのものです。1890年ごろから1900年くらいのものだと思います。
メーカーの刻印は、William Adams 1865年創業のBirminghamのシルバースミスです。

近年になって純銀のかけ直し、および純金(ギルディング)のかけ直しを施してあると思います。かけなおしをしてからしばらくたっていると見えて、数か所、小さな部分でプレートのロスがありましたが、電気メッキ製法でほとんどの部分を補修いたしました。 底の部分は、補修をしたものの、スレ跡と、ほんの少し、プレートのロスが残っています。 また、ふたを閉めたときに3mm程度のうきがあります。これらを、考慮に入れましても、当時の上流階級のティータイムの華やかさを実感していただける、非常に素晴らしい、アンティークとしてのエクセレントコンディションです。

しかし、お値段設定はそれを踏まえたお値段設定とさせていただいております。

ビスケットウォーマーは、一般家庭のものではなく、上流階級やお金持ちのアフタヌーンティーのために作られたものなので、(暖炉の前で火に当てるため、純銀のものはありません)元々そんなに多くは造られていなかったうえに
もともとが非常に凝った造りですので、状態の良いもの、こちらのお品のように、デザインが完璧なほど美しいお品はイギリスでも見つけるのが非常に困難になってきました。


ぜひ、この機会にこの素晴らしいビスケットウォーマーをあなたのコレクションに加えてください。

幅                 約23.5cm(最大値)
奥行き               約11.5cm(最大値)
広げたときの幅         約32.3cm(最大値)
高さ                約25.5cm(とっての一番上まで)
高さ                約8cm(広げた時のふちまで)

重さ 約1.8kg

こちらの商品はイギリスより追跡付国際宅配便(UPS)の送料が無料です。

この商品はロンドンのアンティークシルバー専門店との合同販売となっております。 実店舗でも販売しているもののため、行き違い等で売り切れとなる場合がございますので、ご理解いただければ幸いです。

追加の写真、動画が必要な場合はご連絡ください。


1890-1900年代 シルバープレート ヴィクトリアン ビスケット ウォーマー

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