The Victorian Tea Room

ヴィクトリア時代後期からエドウォーディアンのものと思われる、素敵なジャムスプーンとバターナイフのセットをご紹介いたします。


ジャムスプーンのボウル部分の彫刻は、トップのお花と周りのブライトカット、中央の斜めクロスの部分が、エングレーヴメント、その他のスクロールとお花の彫刻はチェイシングの打ち出し、ととても凝った造りになっています。その上、ボウルの淵にはプリーツをいれてティースプーンなどと一線を画したデザインにし、それに続くスプーンの柄は、お花とブライトカットを入れた、大変細かいエングレーヴメントです。こんな小さな、スプーンに、ここまでの手間ひまをかけるのはやはり、ヴィクトリア時代のものかな、と思ってしまいます。

バターナイフのほうの彫刻はシンプルですが、流れるようなスクロール、ブライトカットがアクセントになっています。白蝶貝の品質がすばらしく、色、輝き、つやともにとても美しいです。


状態はジャムスプーンのほうは、多少の使用キズ、磨きキズはございますものの、プレートのはがれや、目立つようなキズはございません。アンティークとしてのエクセレントコンディションと思います。

バターナイフのほうは、少々の磨きキズ程度のエクセレントコンディション、白蝶貝のハンドルは新品かと錯覚してしまうようなすばらしいコンディションです。

小さいながら、ビクトリア時代、エドウォーディアンのイギリスのすばらしい技術を感じさせてくれる逸品です。

こちらのお品はオリジナルと思われる、共箱がついております。状態は経年による、外側の革のスレ、内側のシルク時の汚れがございますが、蝶番、留め金ともきちんとはまっており、保管箱としては十分役目を果たします。

こちらの商品はイギリスからの書留航空郵送料が1000円となります．


サイズ

スプーン

長さ　約14ｃｍ
重さ　約26ｇ

バターナイフ

長さ　約15ｃｍ
重さ　約29ｇ