ホーム店長日記2016年12月
2016年12月
店長日記:4
2016年12月19日
私の弱いものに、貝の形の銀器があります。



なぜか、貝の形の銀器を見ると買わずにはいられない。 ディーラーさんも売り込みがうまいもので、「あ、ナオコ、来た,来た。 貝のスプーン、入ってきたよ。あんたのために取ってあるよ」、

なんて言われちゃうと、つい見てしまい、つい欲しくなって買ってしまいます。

貝の形のものでも自分で好きな形のものと、好きじゃないものがあり、好きじゃないものは当然買わないのですが、好きなものは、多少予算がオーバーしてもつい手に入れてしまう。



今回手に入れたのは、これ。


貝のボウルがちょっと丸っぽいのですが、ツイストと、素敵な彫刻が入っているハンドルも好き。



詳しくはこちら。 http://victoriantearoom.ocnk.net/product/1254


この、金鍍金された、貝のボウルも好きです。 ハンドルも好き。




詳しくはこちら。 http://victoriantearoom.ocnk.net/product/1267

あとは、ドイツのケーキサーバー。

これもピアッシングの入っているサーバーが好きです。
ドイツのものはロココのデザインのものが多いですね。
ドイツとフランスは隣同士だからなのかドイツのものはフランス風のものが多いです。もしかしたら、オーストリアとか、そちらのほうからもお互いに影響を受けているのかもしれませんね



エンジェルが入った、透かし細工のケーキサーバー。
ヒルデスハイム風。

詳しくはこちら。 http://victoriantearoom.ocnk.net/product/1268

こちらはもうちょっとロココ調。




詳しくはこちら。 http://victoriantearoom.ocnk.net/product/1269

今回のご紹介商品はすべて純銀製品です。
2016年12月09日
こんにちは。The Victorian Tea Room のボーイズ直子です。

本日もご開封くださいまして、心より感謝申し上げます。


ショップには続々と新商品が入荷してきておりますが、今回は、小さめのティーセットや、ティーケトルが入ってきています。

イギリスのフルサイズのティーポットは、6人分くらいの紅茶が入れられるようになっていますが、日本ご家庭で普段使いされるのにはちょっと大きいかもしれません。

そんな場合は、こちらでご紹介しているバチェラーサイズのティーポットやコーヒーポットがいいですね。バチェラーサイズはおひとり様用サイズのこと。大体、フルサイズの約半分、2-3杯くらいの紅茶、またはコーヒーが入ります。

バチェラーとは、もともとは独身男性を指す言葉ですが、ただの独身ではなく、貴族のうちで、家を継がない、次男以下の独身男性を指す言葉のようです。

なぜなら、イギリスの昔の貴族のうちでは長男が家を継ぎますので、長男は家でお嫁さんをめとることになりますので、家からは出ていかず、一人で住むこともありません。 また、子供のうち、女性もよそのうちに嫁ぐまでは家を出ることはないので、女性も一人で住むことはありません。

しかし、次男以下の男性たちは、成人したら、当主の住む屋敷には住むことができず、結婚する前から、独立して、家を出ていきます。 その人たちのことをバチェラーと呼ぶのですね。次男以下といっても貴族の息子たちですので、それなりのお屋敷があてがわれますが、独身者の場合、ティーセットなどは大きいものはお客様でもない限り、必要ないですね。そんなところから、出てきた銀器なのだと思います。







こちらのお品は純銀製(925)のティーセット。スクロールとお花模様のかわいらしいデザインです。

ティーカップと一緒に見ていただくと、大きさがわかりやすいかと思います。

同じ時に、シルバープレート製のバチェラーサイズのティー&コーヒーセットも見つけました。
こちらのお品は緻密な手彫り彫刻が芸術的レベルな素晴らしさです。









そして最後は大人気のビスケットトレイ。こちらのものは小さめサイズではなく、むしろビスケットトレイとしては大きいほうなのですが、、台座があるので、とても存在感があります。 カラフルなマカロンなどを盛ると、一層華やかになりますね。こちらもティーパーティーにぴったりです。



2016年12月08日
気が付いてみたら、あと、2週間ちょっとでクリスマス。

ロンドンもだいぶクリスマスの雰囲気が盛り上がってきました。

ロンドンでこの時期素敵なのは何といってもクリスマスライトですね。



写真はお借りしました。

いろいろな商店街で趣向を凝らしたクリスマスライトが見られます。
この時期のロンドンはクリスマス前で忙しいですが、すでにクリスマスセールが始まっているお店も多いですので、この時期にロンドンにクリスマスショッピングに来られるのもいいですね。
2016年12月03日
こんにちは。 The Victorian Tea Room のボーイズ直子です。

本日もご開封くださいまして、心より感謝申し上げます。


大変ご無沙汰しております。

日本の展示会から戻ってきて、早、一か月が経ってしまいました。

横浜、東京での展示会にわざわざご来場くださったお客様には、本当にありがとうございました。
初めてのことで、いろいろ不手際があったと思いますが、お気に召したお品のお買い物をしていただけましたでしょうか。

私にとっては、お客様にお会いできて、生のお声、を聴くことができたのがとても大きな収穫でした。

また、次回もやりたいと思っておりますので、ご意見、ご希望等ございましたら、ぜひ、お声をお聞かせくださいませ。
メールアドレスthe-victorian-tea-room@live.co.uk

また、いつもサイトを見てくださるお客様には、長々と新商品をアップできませんで申し訳ございませんでした。

日本に送った商品が、ようやくこちらに届いたこともあり、また、この1か月間でかなりの量の仕入れをしましたので、これからはどんどん新商品が上がってまいります。

楽しみにしていてくださいね。



さて、本日は久しぶりに4点ほどご紹介させていただいております。


今回は偶然に私の好きな貝の関連のものが多いです。



こちらのお品は、刻印がないので、はっきりとは言えないのですが、おそらくAtkins Brothersのものと思われる、ハンドチェイシング(ノミとハンマーによる打ち出し彫刻)が美しい、シェル型ストロベリーディッシュ。




貝のモチーフのボーダー、ゴシック調のデザインのとても美しい直径32㎝サルヴァ。



シェル型のボウル、スクロール彫刻、ツイストハンドルと、とってもエレガントなデザインのティースプーン6本セット。これは珍しく、2セットあります。





最後にご紹介するのは、1788年のジョージアンの時代に制作された、オーバルが他のプレーンなティーキャディーにハイヴィクトリアンの真っただ中、1860年代の華やかな彫刻が施された、非常に美しいティーキャディーです。

貴族のうちでは銀製品は代々受け継がれていくものですが、1860年代にこの家の当主、またはその奥方でしょうか、はこの代々受け継がれてきたティーキャディーがあまりにもシンプルで、つまらなく見えたのでしょうね。
そこで、ヴィクトリア時代のはやりのデザインでこのプレーンな銀器に装飾をしたわけなのです。
当時のはやりとはいえ、この彫刻を彫るのに、に当時のトップレベルの彫刻師を使っています。さすがはお金持ちの貴族のお抱えの彫刻師さんだと思います。

ジョージアンのプレーンなティーキャディーにヴィクトリア時代の彫刻で装飾されている、というだけで、このような想像がついてしまうアンティーク銀器。本当に当時の人々の息吹が感じられるようで楽しくなりますね。





The Victorian Tea Room

ボーイズ直子
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス