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2017年8月
店長日記:4
2017年08月28日
ハンドカットによる透かし細工のハンドルがエレガントなスタンド付きのティーストレイナーです。






スタンドは1943年制作、ティーストレイナーは1944年制作です。メーカーも同じ、ティーストレイナーはぴったりスタンドにはまりますので、合わせのものではありません。
制作に年がまたいでしまうと登録年も変わってしまうことはよくあるので、不思議なことではないのですが、両方とも第2次世界大戦の真っただ中ですよね。そんな時でもこんな優雅なティーストレイナーでお茶を召し上がる人がいた、ということなんでしょうね。

イギリスの銀製品は制作年が新しくなればなるほど造りが雑になってくるものもありますが、こちらのお品は透かし細工も丁寧に手でカットされており、スタンドも受け皿の裏の足はネジになっており、ちゃんと取り外しができる造りになっています。


詳しくは、http://victoriantearoom.ocnk.net/product/1419 から。
2017年08月27日





こちらのペイストリートングは、ドイツの1900年ごろのもの。 ドイツの純銀はイギ

リスのものと比べ少々純度が低く、 ピュアシルバー1000に対して、800から835程度のものが主流です。(イギリスのものは925)
こちらのものも835のマークがあります。
 
こういったペイストリートングはイギリスにはなぜかありません。似たようなものにアスパラガストングがありますが、それをペイストリートングと呼んでいるところもあるようです。
 
 
ドイツはヒルデスハイムのもので有名なように薔薇装飾の銀器が多いです。こちらのトングもロカイユ装飾に薔薇を散らしたロココ調の素敵なデザイン。



ハンドル部分は当時、とても貴重だったフルーツのモチーフ。こちらもロカイユ装飾と組み合わせて。



アフタヌーンティーの焼き菓子をサーブするのにぴったりなトングです。


詳しくは、http://victoriantearoom.ocnk.net/product/1416 をご覧ください。
2017年08月16日
一つ一つ、ノミとハンマーで打ち出し彫刻し、ピアッシング(透かし細工)された、ヴィクトリア時代後期の純銀製、貝の形のディッシュです。





制作者はアトキンブラザース。 1750年代にまでさかのぼれる、イギリスを代表するシルバースミスの一つです。

イギリスのシルバースミスは、イギリスが一番繁栄していた、ビクトリア時代に創業したところが多いのですが、18世紀から続いている老舗は、中産階級の人々が富を得るようになる前、銀製品を所有することが王侯貴族と大金持ちの特権であった時代から、彼らのためのシルバースミスだったのです。

特にこのアトキンブラザースは質の高い職人がいることで有名でした。それは彫刻だけでなく、このお品の美しいフォルム、純銀の板をたわめながら完璧なシェルの形に形成するなど、金属工芸としての技術の高さに見てとれます。ピアッシングもひとつずつ丁寧にパンチであけています。

状態は、プロのポリッシュを経た、エクセレントコンディション。一か所、ピアッシングが切れているところがございますが、きれいに修理してからの発送となります。

動画はこちらから
https://youtu.be/zsfWe9BQjGo

商品説明はこちらから

http://victoriantearoom.ocnk.net/product/1296


もちろん、こちらのお品もセール対象です。
初めての一般向けサマーセール絶賛開催中です!


2017年08月14日
1899年制作の、とても繊細な透かし細工が美しい、純銀ティースプーン6本セットです。

シェフィールドの、170年もの長きにわたって活躍していた、シルバースミスによるもの。






詳しくはこちらから http://victoriantearoom.ocnk.net/product/1356

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